PanduitがOFC 2019にて光ファイバー研究の成果と製品イノベーションを展示

イリノイ州ティンレイパーク ― （2019年2月26日） ― 革新的なエレクトリカル（配線部材）ネットワークインフラストラクチャ・ソリューションのグローバルリーダーであるPanduit Corporationは、2019年3月3日から7日にかけてカリフォルニア州のサンディエゴ・コンベンションセンターで開催される、光ネットワークと通信に関する会議 & 展示会（Optical Networking and Communication Conference and Exhibition、OFC）への参加を発表しました。Panduitは技術会議にてデータセンター通信分野での最近の進歩をまとめたプレゼンテーションを行い、展示会では最先端の光ファイバー通信製品のデモンストレーションを複数行う予定です。

技術会議では、アッシャー・ノビックの「100Gマルチモード光トランシーバーを使用してファイバーチャネルを補償するモーダル色分散（Modal Chromatic Dispersion Compensating Fiber Channels Using 100G Multimode Optical Transceivers）」と題したプレゼンテーションで、マルチモード分散補償ファイバーを介した多波長100Gトランシーバーの性能について説明しています。講演において、分散補償の特性を有するOM4マルチモードファイバーは、標準的なOM5マルチモードファイバーと同様またはそれ以上のリーチが得られることが実証されています。

この展覧会では、Panduitは他の光通信エコシステムリーダーと共同で7つのデモンストレーションを行います。Ethernet Allianceのブース（ブース番号6637）では、組織が密度を簡単にスケーリングし、移動、追加、変更を安全に実施できるように設計されたPanduitのHD Flex™ファイバーケーブリングシステムが、シングルモードファイバーを介した400 Gb/sの伝送をサポートします。アンリツ、Cisco、Amphenolと共同で行う別のデモでは、Panduitは200 mのOM4 Signature Core™マルチモードファイバーを介した100 Gb/s双方向伝送をお見せする予定です。アンリツのブース（ブース番号2931）内では、アンリツおよびCailabsと提携して、PanduitのOM3/OM4マルチモードファイバーが40 Gb/sと100 Gb/sの両方を2000 m以上サポートする様子をご覧いただけます。これは、PanduitのHD Flex™超低損失光接続によって実現する画期的なモード分割多重化技術を用いたものです。Consortium for OnBoard Opticsのブース（ブース番号1817）では、25 Gb/sで16チャネルを使用し、300 m以上に及ぶ、低損失MPOコネクタで成端される48ファイバーのPanduitトランクケーブルを介して、400 Gb/sのデモンストレーションを行います。Senko Advanced Componentsのブース（ブース番号1503）では、高密度構造化ケーブリングアプリケーション向けに、PanduitのHD Flex™ファイバーカセットと1RUパッチパネルがCS™オプティカルコネクティビティと併せて展示されます。最後に、PanduitのOM3マルチモードファイバーケーブルをCiscoのブース（ブース番号5829）でご覧いただけます。

「OFCは、世界中のオプニオンリーダーが集まり、明日の光ネットワークを推進するイノベーションや画期的発見を共有する、光通信に関する最高の会議です」と、Panduitの最高技術責任者、ブレット・レーンは述べます。「今年のイベントでは、お客様のビジネス上の問題を解決する、革新的な光ファイバー製品の研究開発への当社の長年の取り組みを示す数多くのデモンストレーションを行うことができ、誇りに感じています。」