PanduitがIndustrialNet™オーバーモールドコードセットを発売し、制御キャビネットからマシンへ耐性の高い接続を実現

従来のハード配線と比べて、高い信頼性と50%以上の取り付け時間短縮をお約束

イリノイ州ティンリーパーク ― （2018年3月12日） ― Panduit Corporationは、IndustrialNetブランドを拡大してオーバーモールドコードセットを展開し、イーサーネット製品を産業用エッジデバイスでも提供し始めます。この製品ラインは、マシンと機器から工場フロアのスイッチとエンクロージャーへの質の高いパッチ接続を実現します。サポートされるプロトコルには、Ethernet、EtherNet/IP*、PROFINET、Modbus、EtherCATがあります。コードセットはIP67/68、NEMA 1、3、4、6、6P、ULに等級付けされており、M.I.C.E.ガイドラインを含め、産業施設の性能基準に準拠しています。論文「フィールド成端コネクタの挿入損失を推定するための画期的な画像処理法（Novel image processing methods for IL estimation of field terminated connectors）」では、フィールド成端コネクタにおける挿入損失の新しい推定方法について説明しています。この新方法はOptiCam 2の工具に用いられており、成端時に読みだし機能を提供し、取り付けの機敏性と信頼性を高めます。

Panduitの製品限定保証の対象となるRJ45とM12製品のセットは、過酷な条件下においても優れた性能と長い寿命を実現します。スリムなオーバーモールドプラグの工場成端設計により、従来のハード配線と比べて、高い信頼性と50%以上の取り付け時間短縮をお約束します。

Panduitの産業用ネットワークインフラストラクチャビジネス担当バイスプレジデント、ライアン・レップによれば、「スマートマニュファクチャリングが成長し続けるにつれ、工場ではイーサーネット機器を活用することが多くなってきました。こうした機器をサポートするネットワーキングが拡大し、ミッションクリティカルになっています。今回オーバーモールドコードセットをIndustrialNetブランドに追加したことは、低電圧／データ通信における私たちの約40年にもおよぶ歴史と専門知識を活用して、TIA規格に準拠した堅牢な接続環境をエンタープライズからマシンへ届ける、総合的なPanduitソリューションの一部です。標準長さ、設定、カスタムオプションを幅広く備えているため、過酷な温度条件、高屈曲、高振動などの工場環境でも耐久性を提供します。」