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人権に関する方針

目的

パンドウイットにおけるコア・バリューの1つは誠実さです。そのため、当社は従前から変わらず、人権、そしてすべての人の尊厳の尊重に努めており、人権の推進と保護のための国際的な取り組みを支持しています。当社はすべての従業員が必ず尊厳と敬意を持って扱われるようにすることに尽力しています。また、労働者に対する搾取を容認しないほか、労働者が法的権利および基本的権利として享受すべきものと当社が考えている自由、権利、および利益を労働者に認めない行動についても容認しません。さらに、当社の事業運営やサプライチェーンにおける人権侵害も容認しません。

本方針は国際的な人権原則および労働基準を指針としており、これらには、世界人権宣言労働における基本的原則および権利に関する国際労働機関(ILO)宣言(条約を含む)、経済協力開発機構(OECD)の多国籍企業行動指針、および国連のビジネスと人権に関する指導原則が取り扱っている原則や基準などが含まれています。

適用範囲

本方針は、Panduit Corp.と全世界の子会社(以下、総称して「パンドウイット」)ならびにパンドウイットの取締役、役員、従業員、および当社に代わり行動するすべての者に適用されます。  本方針は人権に関する包括的な表明ではありませんが、当社の事業運営とサプライチェーンにおける人権に関連するパンドウイットの立場と要求水準を定めています。本方針は、当社の倫理・業務行動規範(以下、「当社規範」)、サプライヤー行動規範、業務パートナー倫理規範、およびその他の会社方針とともに、当社従業員もしくは当社の代理として行動する者に求められる、または当社のバリューチェーン全体で求められる基準を設定しています。パンドウイットは、当社が事業を行う各国において適用されるすべての法律、規則、および規制を遵守することに全力を尽くしています。ただし、現地の法律が本方針に定める基準よりも緩やかである場合、パンドウイットは本方針に定める基準に従います。 

基準

I. 採用・求人慣行

a. 児童労働

パンドウイットは、児童労働の排除に積極的に取り組んでいます。実際、パンドウイットは18歳未満の児童の雇用を行っておらず、またそのような雇用を支持していません。当社は、18歳未満の労働者を、夜勤や時間外労働など、労働者の安全衛生に影響を与える危険な業務に従事させることにつき、いかなる場合も支持しません。18歳未満の個人を雇用する唯一の例外は、15歳以上の個人を対象とする限られた探索的作業プログラムであり、その場合でも教育を受ける権利を損うことなく、すべての法的要件に従って行います。  パンドウイットが知る限りにおいて、当社はILO条約の基準で定義されているところの児童労働に関連する業務パートナーとは取引を行っていません。パンドウイットは、業務パートナーのサプライチェーンにおける児童労働が発覚した場合、または児童労働が疑われる場合、パンドウイットのサプライヤー行動規範に従った強制的対応を取る権利を留保します。

b. 強制労働および人身売買の排除

パンドウイットは、年季奉公労働、債務拘束労働、現代的形態の奴隷制度、人身売買、囚人労働を含む、あらゆる形態の強制労働を容認しません。パンドウイットは、賃金の控除、個人書類の取り上げ、または他の手段により、従業員にパンドウイットのために労働を続けるよう強制することは決してありません。パンドウイットは、業務パートナーのサプライチェーンにおける強制労働や人身売買の利用が発覚した場合、またはその利用が疑われる場合、パンドウイットのサプライヤー行動規範に従った強制的対応を取る権利を留保します。

c. 移民労働者、公正な求人・採用慣行

パンドウイットは移民労働者を労働力の重要な部分として雇用していませんが、業務上の需要から、移民労働者の雇用が必要となる場合があります。そのような状況においては、パンドウイットはすべての移民労働者が透明性の高い採用プロセスを通じて雇用されること、すべての法律を遵守する適法な機関を通じて募集職を充足すること、および労働者が受入国で適法に就業することを許可するうえでビザを取得していることを、パンドウイットが人材紹介会社から従業員および非正規労働者を採用する場合と同様に徹底させます。パンドウイットは、募集に関する手数料がパンドウイットに請求されること要件としており、採用される候補者に請求されることはありません。これについては会社方針に概要が定められています。パスポートおよびビザは就労権の証明手段として収集しますが、当社がパスポートまたはビザを保持することはなく、また、当社が利用する人材募集会社または人材紹介会社がパスポートその他の身分証明書を保持し続けることも許可しません。パンドウイットの方針では、すべての労働者が常に移動の自由を有し、すべての従業員と同じ権利を行使できるものと定められています。パンドウイットが就業場所周辺の住宅を提供することはありませんが、一部の国では、従業員が適当かつ安全な住宅を求めるために福利厚生として手当を支給することがあります。

II. 労働条件

a. 職場における人道的扱い

パンドウイットは、当社施設で働くすべての従業員または非正規労働者が、過酷な非人道的扱いを受けることのないよう徹底します。  体罰、精神的虐待、言葉による虐待、性的虐待、脅迫、またはその他の種類の強制もしくはハラスメントといった懲戒的手段は固く禁じられています。

b. ハラスメントの禁止、職場における尊重

パンドウイットでは、従業員と業務パートナーは、敬意を払われ尊厳を尊重される権利があります。当社では、ハラスメントを、威圧的もしくは敵対的、攻撃的な職場環境を生む、他者に対する望まれざる行為と定義しています。当社は職場におけるハラスメント、差別、いじめを一切容認しません。以下に列挙するのは、パンドウイットにおいて容認されない行為の例です。

  • 不適切な発言、侮辱、ジェスチャー、脅迫、いじめ、身体的接触。
  • 性的性質の、人種に関わる、またはその他の点で不快な内容の冗談、コメント、電子メール。
  • 不適切な画像を表示する、攻撃的なメッセージを送信する、または同僚従業員に対して敵対的なソーシャルメディア上の行為をするといったオンライン上の行動。
  • 性的ハラスメント。望まれていない性的接近を繰り返すこと、または性的要求に応じ、有利な待遇をすると約束すること、もしくは不利な待遇をすると脅すことなどを含みます。当社は当該行為につき、現地の法律の下で適法かどうかにかかわらず容認しません。

 

c. 賃金、労働時間と時間外労働

パンドウイットは、労働者とその家族のニーズ、および経済的要因を考慮した上で、すべての従業員に相応の生活賃金を支払うことに注力しています。当社は、社内のあらゆる階層にわたって、従業員に対する同一労働同一賃金の待遇を実現するよう努めています。従業員の労働時間は、適用されるすべての法律および規制を遵守したものでなければなりません。法律で規定されていない場合、当社の世界各国のすべての事業および業務パートナーは、ILO条約の基準に従った通常かつ合理的な労働時間、時間外労働に対する制限と報酬、および夜勤を目指さなければなりません。従業員には、労働時間、勤務中の休憩時間、および休日について詳細に示した従業員ハンドブックが配布されます。

d. 安全衛生

当社は、人権とは、安全、清潔で健康的な環境、および職場内外のウェルビーイングの水準がなければ享受できないものであることを理解しています。当社は以下を提供することにより、安全衛生の行き届いた環境を促進することに注力しています。

  • 健康とウェルビーイングを支援する会社の福利厚生の利用権。
  • 安全な職場環境を維持し、職場でのけがを最小限に抑え予防するために事前に講じる施策に関するトレーニング。
  • 現地の職場環境に適用される、現地の言語に翻訳された緊急時対応・セキュリティ手順。
  • 安全上および環境上のすべてのインシデントを報告するための一元化されたプロセス。

 

e. セキュリティ

パンドウイットは、職場での暴力を一切容認せず、暴力のない安全で安心な職場環境を提供することに尽力しています。パンドウイットの方針は、言葉による脅迫、身体的な脅迫、危険な悪ふざけ、いじめ、ストーカー行為、財物の損壊、破壊行為など、あらゆる種類の暴力を禁止しています。また、会社敷地内では銃器を含む武器の所持を禁止しています(許可を受けたパンドウイットの警備員が携帯する場合を除く)。従業員は、暴力の兆候を識別する方法について定期的なトレーニングを受け、懸念があれば直ちに報告しています。

f. データプライバシー

当社は、従業員、顧客および業務パートナーのプライバシーを尊重し、その情報を関連する法律、規制および条約に従って保護することに専心します。プライバシーの権利は、世界人権宣言第12条で認められています。当社は、個人データを誤って取り扱った場合、表現の自由、評判、結社の自由などの人権に影響が及ぶことを理解しています。プライバシーが保護され、倫理的に取り扱われることを徹底させるために、当社は以下を含むいくつもの措置を講じています。

  • 当社が個人情報を収集し、アクセスし使用する場合は、適法な業務目的のためでなければなりません。
  • 当社では、個人データおよび機密データをパンドウイットの社内外の人物に提供する際には注意を払い、許可を受けた人物にアクセスを限定するよう、従業員にトレーニングと指導を行っています。
  • 当社では、第三者を利用して当社のサービスを提供させる場合、その第三者がプライバシーとデータセキュリティについて当社が定めた重要性を理解していることを確認します。

 

g. 表現の自由、苦情対応の仕組み

当社は表現の自由を重視し、従業員が報復を恐れることなく懸念や意見を表明できるよう、オープンな対話を奨励しています。当社の規範では、パンドウイットの全従業員に、人権侵害を含む違法、危険、または非倫理的な行為があれば報告する責務があると定めています。従業員が当該懸念事項を報告する方法は多岐にわたり、マネージャー、人事業務パートナー、最高コンプライアンス責任者、または法務部門に報告するなどがあります。さらに、パンドウイットのIntegrity Line:パンドウイットの倫理・コンプライアンスヘルプラインは、従業員、顧客、ディストリビューター、サプライヤー、およびその他の業務パートナーを含む、世界中のすべてのステークホルダーが利用できるものとなっています。  Integrity Lineでは、ウェブサイト(パンドウイットがビジネスを展開しているすべての言語に翻訳されています)を通じて、または現地の言語に対応する電話番号に電話して報告することができます。匿名で報告することも、ご自身の名前を告げることもできます。報告がどのように受理されるかにかかわらず、パンドウイットはすべての苦情を真摯に受け止め、一貫した調査プロセスに従います。当社はいかなる報復行為も許さない厳格な方針を有しています。 

III. 機会の平等

a. 差別の禁止

当社では、地域にかかわらず、雇用関連のすべての決定が、その人物の年齢や人種、肌の色、身体または精神の障害、遺伝情報、性別、性同一性や性別の表現、配偶者の有無、疾患の有無、祖先、軍歴の有無、出身国、宗教、性差、性的指向、法律で保護されるその他の特徴などにかかわらず、仕事に関連する資格のみに基づくものとなるよう尽力しています。

b. インクルーシブな職場

当社は、すべての従業員やパートナーが、敬意、尊厳、および公正さを重視する企業文化の創造に貢献することを期待しています。当社は、成功を収めるには優れた社員を獲得、保持し、社員が能力を生かしイノベーションを発揮できるインクルーシブな職場環境を整備する必要があると理解しています。これは、すべての従業員が帰属し、最善の仕事をすることができる環境を築くことを意味します。従業員リソースグループは、インクルージョン、能力開発の機会のために、そして労働者に発言機会を提供するために設立されました。

c. 結社の自由と団体交渉

当社は、従業員が自由に労働組合に加入、参加、脱退する個人としての権利を尊重します。パンドウイットは、労働組合への参加や加入を希望する社員が、報復や脅迫、ハラスメントを受けることなくそれを行うことができることを保証します。当社は、法的に認められた労働組合が従業員を代表する場合、従業員が自由に選んだ代表者との建設的な対話の場を設けることを確約します。当社は当該代表者との誠実な交渉に尽力します。

IV.   労働以外のグローバル基準

a. 贈収賄および腐敗行為の防止

人権侵害のリスクが存在する状況下においては、多くの場合、贈収賄や腐敗行為のリスクが存在すると当社は認識しています。パンドウイットは、世界中のいかなる地域においても、形式を問わず贈収賄と腐敗行為を決して容認しない方針を採用しています。これについては、当社の規範、社内の腐敗行為防止方針、ならびに定期的な対面およびオンラインのトレーニングを通じて、従業員と業務パートナーに伝えられます。 

b. 環境(土地の権利と水資源)

当社は、人権と環境の持続可能性に相互関連性があることを認識しています。環境に配慮する責任は、当社が事業を展開するコミュニティに対する影響を考える上で核心となるものです。適用されるすべての環境法の遵守に加え、パンドウイットは業務の持続可能性に尽力しています。当社の対応は、適用される環境法以上のものであり、当社は資源の節約や廃棄物を最小限に抑えること、水やエネルギーの効率、原材料の効果的使用により、環境面での実績を継続的に改善することに努めています。

当社は、次のことを目的としたすべての法律および方針、許可、規制を遵守します。

  • 環境の保護。
  • エネルギーや水、天然資源の節約。
  • 業務の環境への影響の軽減。

 

継続的な改善努力を通じて、当社は積極的に対応し、廃棄物を減らしエネルギーや天然資源をより効率的に使用する方法を模索します。

当社には、環境規制の違反や環境への悪影響に対処するための報告体制が整備されています。当社の活動に関して報告があれば、当社は報告を真摯に受け止めます。

c. 地域社会への積極的関与

当社は事業を展開する地域社会に当社の事業活動がもたらす影響について、その事業活動が自社所有・運営の現地拠点で行われる、プロジェクトのために一時的に行われる、または顧客やサプライヤーとの提携の下で行われるかにかかわらず、その影響を把握することを目指しています。パンドウイットは、現地のステークホルダー、コミュニティ、およびその代表者との定期的な対話の確立を通じて、理解を深めようと努めています。

当社は従業員にとって重要な課題に関心を持ち、コミュニティにおける従業員主導のイニシアチブや、組織的なコミュニティ活動に会社として資金面の支援を行っています。また、従業員がコミュニティに参加することを奨励し、ボランティア活動や、コミュニティとのつながりを維持するための活動に充てる有給休暇を提供しています。

危機的な状況が発生した時には、現地当局およびコミュニティと連携しながら、影響を受けた方のウェルビーイングを守ることを目的とした災害救援や人道支援その他のイニシアチブを通じて支援を行います。

人権侵害の報告方法

人間としての尊厳の尊重の第一歩は、他者や顧客、業務パートナーとの日々のやりとりにあることに留意します。当社の一人ひとりが、人権侵害の根絶に向けた取り組みの支援に貢献することができます。人権に悪影響を及ぼす行為があった場合、当社では、立場や属性を問わずあらゆる方による報告を奨励しています。当該報告は、当社の業務や当社の業務パートナーの業務における人権侵害の疑いや証拠があった場合に、Integrity Lineのパンドウイット倫理・コンプライアンスヘルプラインを通じて行うことができます。